2017年03月12日
家族葬にするメリットと注意すべき点
一昔前は葬儀といえば一般葬が主流であり、多くの参列者がいることが当然でした。しかし時代の流れとともに葬儀も変化しており、近年では小規模な葬儀を望む人も増えました。家族葬には様々なメリットがあり、まず第一に金銭面でのメリットが大きいです。一般葬のように規模が大きければ、当然出費も高額となり負担は増えます。しかし規模が小さければその分、費用は抑えることができるようになるのは当然のことです。それだけではなく、本当に故人を見送りたいという親しい人のみが参列することができるので、参列者へ気を使う必要も最小限となり、精神的な負担も少なくなるというメリットがあります。
しかし家族葬を選択する際には注意しておかなくてはならないこともあります。その一つが、当日になり急に参列に来る人がいる可能性があるということです。急に参列して来る人が多かった場合には、式場に入ることができない人が出てきてしまったり、香典返しを考えなくてはならなくなってしまいます。家族のみで親戚や故人と関係のあった人を呼ばないとなれば、事前に了承を得ておくことも忘れてはなりません。後々トラブルとなってしまうことにもなりかねないので気をつけておきましょう。
参列したいという人が多い場合には、後日改めて偲ぶ会やお別れの会を開くなど配慮することも忘れてはいけません。メリットと注意すべき点を理解しておき、適した規模の葬儀を執り行うようにしましょう。